今あえてのPDA

    今は昔…。まだ、「スマートフォン」の陰も形もなかった(?)頃のおはなし☆

    PDA『CLIE』を知る

    時代がようやく認知へ

    科学技術というものは常に先進・先端を常に念頭に置いて勧められている分野である、それは時として奇っ怪なものを作り出すこともあれば、また私達の生活を快適にすることが出来るかもしれない可能性を内包するものを開発することもある。実際に便利なのかは使ってみなければ分からないもの、ただ勧められるがままに使用してもその人がきちんと使用することが出来なければ、結局宝の持ち腐れとなってしまいます。今の時代はそういう光景を毎日見かけます、それこそそういう使い方以外にも利用方法があるのではないか、なんて考えたりもする。

    最近でいうところでは、すでに日本国民の6割近い人々が所有することになったスマホの存在が一番に上げられる。ここ数年の間で開発された国民的便利アイテムの代表作となっている、ド○○もんがいたらこうしたアイテムも当たり前のように出してくれるかもしれません。筆者もついこの間までガラケーでしたが、色々実情も相まってスマホへと切り替えてからそれなりに時間が過ぎました。ですが切り替えたからといって私生活が非常に便利になったというわけでもなく、快適に感じるようになったとも言えない状況です。

    平たく言ってしまうと、非常に微妙な状況といったところだ。こうはっきりと文句に近く、持ってもあまり意味がなかったなぁと感じるくらい、最新機器すぎるスマホの存在は正直現時点における時代においてはまだ早すぎた産物だったのかもしれません。ですがスマホが登場する以前から携帯情報端末と呼称されるものは存在していました。それこそ数がたくさん存在している。その中で端末を持っていた人もいるでしょうが、存在すら知らなかったという人もいるはずです。特に中高齢者の方々の中にはそんなものがあるなど見たことも、聞いたこともないという人もいるはずです。そういう人たちが今でいうところのスマホを持って、きちんと使いこなせるでしょうか。

    携帯電話ショップで高齢者の方がスマホ契約に訪れる光景、あれほどシュールなものはない。たまたま横に座られた時には耳を傾けてしまう、店員の口車に言いように躍らされているのではないか、なんて赤の他人の心配をしてしまうほどだ。色々と言いたいことはあるが、とりあえず全体的にやることが小汚いということだけは語っておくとしよう。

    さて、そんな携帯情報端末という存在について今回は考えていこうと思いますが、端末と言っても過去発売されたモデルは存在しているのでその中から、今回はPDA『CLIE』をピックアップしてみるとしよう。

    CLIEって何ですか?

    CLIEというPDAが存在していました、とだけ先に書いておく。というのも、本音を言ってしまうとこんな端末が開発されて発売されていたという事実を、この記事を書くまで筆者は知らなかった。本音すぎるのであれだが、そういう視点から書けるものも現在何とかスマホを使いこなせている(?)現代人視点から、開発・生産・発売されていたいうCLIEとはどんなものなのかを見ていこう。

    この携帯情報端末機器は2000年代初頭に作られたもので、初頭からおよそ中期頃までにソニーが発売されていたものです。ソニーが開発したというだけで何の根拠もないのに絶対的な信頼を持ってしまうのは、それは個人的にソニー製品を懇意にしているせいかもしれない。製品としての品質については問題無いとしても、発売されていた頃の事を考えるとようやく学生が携帯電話を持つことがお洒落になってきている頃と重なっているので、かなりハイテクな存在となっている。

    2000年代初めといえば、個人的な点から言わせてもらえばガラケーの中でも折りたたみ式かどうかという点で、友人たちと携帯の種類について盛り上がっていた時代だ。ただこの頃は携帯電話こそ持っていても、パソコンを持っていないという人が多かった時代とも言える。今の時代、パソコンと携帯の二機種を持っているのは当たり前のステータスと見られているが、それでもパソコンを持っていないという人は存在している。それが顕著だったのも2000年代初頭の特徴と言っても過言ではないでしょう、パソコンを使えないという中高校生が当たり前のように存在していた時代ですから、この15年近い時間でえらく世間は様変わりしたなとしみじみ痛感するところです。

    これからの時代はパソコンを始め、高性能機器が活躍する時代となるだろうとも言われていた時代ですが、この当時発売されたCLIEもその1つとなっている。現に当時発売された端末の中では携帯に出来ないこともこのPDAなら出来るという触れ込みで広げようとした、そんなところでしょう。ですがそんなCLIEも由々しき問題を内包していたのです。

    電源的な問題

    何が問題だったのかというと、まだ端末がPDAと呼ばれていた頃の端末は非常の電池持ちが悪かったということです。今のスマホにも言えたものですが、色々詰め込みすぎている高性能機器というものはとにかく電池を食う。触れ込みでは普通の使用し続けていれば『三日間は充電しなくても済む』などと言われることもありますが、そんなわけがない。それはスマホやPDAというものを使用する目的が限定されている、という状況に限ってのことだ。

    フルに毎日使用しようものなら、毎日決まった時間に充電して翌朝出かける時に充電が完了していることが理想だと感じている人も多いと思います。ですが当時開発されたPDAは高性能を売りにしているにも関わらず、性能を活用するだけのCPUだ積まれていなかった物が多いため、限定的な使い方を余儀なくされていました。

    そうした中でCLIEはまだ競合他社が生産したPDAが抱えていた電池寿命という問題を解消するための術が搭載されていた。それは、

    • 高速CPUを搭載
    • 省電力技術の最先端を導入

    といった2つの手法を取り込んだと言われています。このへんのところは企業秘密とも言えるものとなっているので詳しく読みとくことは出来ませんが、当時発売されていたものの中ではまだ優秀な部類だったというものです。最新型の機械が最初から優れているわけではありません、今のスマホも過去発売されたモデルの欠点を改良に改良を重ねて良作へと仕上がっていったと思うと、日々技術開発に尽力している人々に感謝の念を込めなければいけませんね。

    どのような変遷を辿ったのか

    そんなCLIEですが、発売されれば後は企業のすることといえばとにかく認知してもらって利用してもらうことに限る。それ以外に技術を知ってもらう術がない上、開発・販売してはいっ終了では悲しすぎる。開発したものを一人でもより多くの人に知ってもらうことこそ、技術者たちの願いでもあるわけですが、最終的にCLIEというものの存在を知らないままの人も多くはないでしょう。開発して知ってもらうにしても、それで利用してもらえるとは限らないため世知辛い世の中だ。

    さて、そんなCLIEだが発売されてからの状況などを参考に色々と考察を交えながら読みといてみよう。

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