■TOP

クリエ PEG-TH55 FAQ & TIPS

はじめに

以下、当サイトのBBSなどによせられた投稿に多く見受けられるものをFAQ&TIPSとしてまとめてみました。TH55ユーザーの皆さんにとって少しでも参考になれば幸いです。なお、ここに書かれていることを実践して起こったトラブルについては当サイトは一切の責任を放棄します。毎度の事ながら、全て自己責任ということでお願いします。なお、余裕が続く限りこのページは更新していくつもりですが、間違った記述などあればメールやBBSを通じてご指摘ください。さらにFAQやTIPSの投稿も大歓迎です。今後も専用BBSを有効に活用して、ユーザー同士、有益な情報を共有していければ幸いに思います。

初期不良を疑う前に

・OS4以前のクリエを含む他機種からTH55に乗り換える場合は、CLIE Palm Desktopで前の環境をそのままリストアしないこと。TH55以外の機種特有のシステムファイルがTH55に組み込まれることになり、動作しなくなる可能性がある。PIMデータのみ移行ツールを使い、アプリケーションなどは個別に再インストールした方が間違いは少ないはずだ。

・旧機種で使えたアプリケーションがTH55で使えるとは限らない。同じソフトでもOS4とOS5でバージョン違いのものもあれば、OS5用が存在しないものもある。また、HackソフトのたぐいはTH55では一切動かないので、HackMaterなどは絶対にインストールしないようにしよう。

・新たにアプリケーションやシステムに関わるファイルをインストールしたらとにかく一度ソフトリセットしてみよう。Palm Desktop経由でインストールした場合はリセットを促すものもあるが、メモリースティックなどから直接クリエにインストールした場合にはそれが行われない場合もある。

・液晶保護シートの貼り方がまずいと、液晶と本体に不必要な隙間などが生じて反応が悪くなる場合があるようだ。保護シートを貼っている状態で反応がおかしい場合は、まずは保護シートをはずして再度デジタイザを調整して反応をチェックしてみよう。問題なく動けば、使っている保護シートに問題がある。難しいかもしれないが、貼り直すなり、少し小さめにカットするなりして、本体に干渉しないようにシートのサイズを調整しよう。
【関連リンク】・液晶保護シート等をお使いになる場合のご注意(NCCL)

上記の理由などで、今まで普通に使えたものが使えなくったり、動かなくなったりすることがままある。安易に初期不良を疑わず、自分が構築した環境を最初から見直してみてはいかがだろうか。

また、メーカーのサポートサイトも有効に活用して欲しい。NCCLにある「Q&Aサーチ」でモデル名を「TH55」にして検索をかけるだけでもたくさんの情報がヒットする。

 

導入編

Windows98/98SE(95)

  • クリエオーガナイザーをWindows98に導入した方から、「MSVCRT.DLLファイルは、欠落エクスポートNTDLL.DLL:RtlGetNtVersionNumbersにリンクされています。」というメッセージが表示され、Windows自体が立ち上がらなくなるという不具合が報告されている。
  • 間違って導入してしまった場合の不具合の修正方法は、Windows98のCDに入っている「msvcrt.dll」をSystemに上書きすることで、正常にWindows98が起動するようになり、CLIE Organizerも正常に動いたという報告がある。
  • いずれにしても、TH55はWindows98/98SEをサポートしていないと明言されているので使用は自己責任となる。大事なデータが入っているパソコンをダメにしないためにも、くれぐれも注意しよう。
  • 2/20にNCCLに「CLIE Organizer for PC 利用のご注意」というお知らせが掲載された。「サポート対象外 OS (Microsoft Windows(R)95/98/98SE )へインストールを行った場合にパソコン側 OS の再起動の際に OS が立ち上がらないなどの不具合が発生することがあります。また、お客様の OS の設定環境および状態によっては、OS の再インストール又はリカバリが必要になる恐れがありますので、サポート対象外 OS をご使用にならないようにお願いいたします。」とのこと。

Macintosh

  • TH55は基本的にMacintoshをサポートしていないが、サードパーティーのソフトウェアを導入することで基本的なデータの同期が可能になる。米MarcSpace社の「The Missing Syncicon」(OS X用はv.3.0.9、OS 9用はv.2.2.5)なら、メモリースティックのマウント機能もあり、iTunesやiPhotoなどでMP3や画像ファイルをメモリースティックにコピー可能だ。ただし、現行のバージョンではクリエオーガナイザーで独自に拡張された手書き、アイコン、コンテンツなどのデータは同期できないようだ。
  • 「Mac版Palm Desktop(日本語版)」が本家Palm社のサイトからダウンロードできなくなっているようだが、ASCII社の「Palm Magazine」のCD-ROMには毎号しっかり収録されている。手元にしっかり保存しておく意味でも一冊押さえておこう。
  • なお、Mac版Palm Desktopは、残念ながらワイヤレスLANSyncには未対応だ。
  • Macintoshとクリエの同期については、「マサトレ」の「PalmOS機とMacの同期一覧」に一度目を通すことをお薦めする。

 

ワイヤレスLAN関連

ワイヤレスLANを使ったHotSyncの手順

【設定の前に】

  • 母艦となるWindowsPCとUSB接続でのHotSyncを必ず一度は行うこと。
  • 以下、ワイヤレスLANでTH55がすでに任意のLAN環境に接続できることを前提に解説する。

【WindowsPC側の設定】

  1. タスクアイコンのHotSyncアイコンを右クリックして、[起動/接続設定]を選択。
  2. [ネットワーク]タブを選択して、TH55用のユーザ名の左にあるチェックボックスにチェック。
  3. TH55用のユーザ名を選択した状態で右下にある[TCP/IPの設定]をクリック。表示されている[プライマリパソコンのIPアドレス]をメモなどに取り、画面を閉じる。[サブネットマスク]オプションの設定は無くても問題なかったが、ここで設定した場合はTH55側にも同じアドレスを設定する必要がある。
  4. 再度タスクトレイのHotSyncアイコンを右クリックして、上から4つめの[ネットワーク]を有効にする。これで準備完了だ。

【TH55側の設定】

  1. TH55のHotSyncを起動して、画面上の[モデム]を選択
  2. メニューから[モデムHotSync機能の設定]を選択し、画面上で[ネットワーク]を選択
  3. メニューから[LANSyncの設定]を選択し、画面上で[LANSync]を選択
  4. メニューから[プライマリパソコンの設定]を選択し、[プライマリパソコン名]に「!!」(半角のびっくりマーク二つ)を入力。[プライマリパソコンのアドレス]には、WindowsPC側の設定でメモを取ったIPアドレスを入力。[サブネットマスク]オプションを設定していない場合はそのまま空欄にしておく。
  5. HotSync画面に戻ったら、HotSyncアイコンの下にある「サービスの選択」をタップして「ワイヤレスLAN」を選択。「電話番号の入力」はそのまま触らない。
  6. 以上の設定が終わったら電話のマークが追加された中央のHotSyncアイコンをタップしてみよう。ワイヤレスLANによるHotSyncが始まるはずだ。

※参考になるサイト

ワイヤレスLAN使ったHotSyncができない

  • PC側にファイヤーウォールソフトを導入していたり、ネットワーク接続でWindowsXP標準のファイヤーウォール設定をしていると接続できない。ワイヤレスLANによるHotSyncをする場合はこれらの設定を解除しよう。

ワイヤレスLANのHotSyncが遅い

  • TH55は新たに加わったクリエオーガナイザーデータの同期のため、ローカルUSBのHotSyncでも従来と比較して時間がかかるようだ。ワイヤレスLANSyncにいたっては、それ以上に時間がかかる。少しでも時間を短縮したい場合は、ワイヤレスLANの詳細設定にある[省電力モード]をオフにしてみよう。若干だが、高速化の効果があるようだ。ただし、TH55側のバッテリの消費は大きくなる点にご注意を。

ワイヤレスLAN環境で使える便利なツールは

  • SmbMate
    ワイヤレスLAN機能搭載のPalmハンドヘルドからWindowsネットワークの共有フォルダにアクセスできるアプリケーション。導入方法は「Happy End Cafe 新館」で詳しく解説されている(PDA関連>ソフトウェア>SmbMate)。なお、SmbMateは、Macでも使える。導入方法は「DiGiCAMES」の「SmbMate+SharePointでCLIE←→Macのデータ共有をしてみよう」で詳しく解説されている。
  • HotSwitch
    Higuchi's Homepageのひぐちさん作、クリエのネットワーク接続のON/OFFを簡単に切り替えるためのアプリケーション。ネットワーク(無線LANなど)に接続可能な状態に設定されたクリエで、HotSwitchを起動すると(タップひとつで)、接続のON/OFFを行える。起動時の「Connecting Network...」というメッセージ表示中に画面をタップすると、「環境設定」の「ネットワーク」パネルが開くので無線LAN以外のネットワークとの切り替えも容易。フリーウエア。

 

通信関連(ワイヤレスLAN以外)

なんとしてもCFカード型PHSで通信したい

  • T/TGシリーズ用の通信アダプター「PEGA-CF60/61」を利用すれば可能だが、本体はうまく固定できない。見栄えを良くするだけだが、TH55とCF60をフィットさせるために筆者が行った改造はこちらのページの最後にある。なお、ソニーはこの組み合わせをサポートしていないので使用は自己責任で行って欲しい。
  • 「通信アダプターユーティリティ」ーのインストールは特に必要ない。ちなみに、TG50用のユーティリティーのみ動作するようだ。
  • 他の通信手段と区別するため、「環境設定」の[接続]を選択し、通信アダプター用の設定を新規に作成しておく。
    【参考】接続名:通信アダプター、接続先:モデム、媒体:クレードル/ケーブル、回線種別:プッシュ回線、音量:オフ。詳細では、速度:115,200bps、フロー制御:オン、コマンド:AT&FX4

なんとしてもBluetoothで通信したい

他に通信手段はあるの?

  • ソニーが正式にサポートするのは、モバイルコミュニケーションアダプタを使用した携帯電話・PHSによるインターネット接続のみである。
  • AirH"の音声端末と、マスター社の専用ケーブルの組み合わせで使用可能だ。「PC TOWER」に詳細な解説がある。
  • 赤外線通信に対応したICカード公衆電話を使ってインターネット接続ができる。「環境設定」の[接続]で設定を新規に作成し、[接続先]を「モデム」、[媒体]を「赤外線」に。詳細のコマンドに「ATS100=1」を入力。公衆電話の「データ通信」ボタンを押してからクリエ側の接続を行う。TH55の赤外線通信ポートが横向きのため使いづらいのが難点か。
  • 携帯電話用の赤外線アダプタを利用する方法もあるが、通信速度が遅く、通信コストの関係からもお薦めできない。また、製品自体の流通も少ない。

 

Graffiti関連

Graffiti 2、アルファベット大文字の入力方法

  • 小文字入力エリアと数字入力エリアをまたぐ用にして文字を書く。

シルクエリアの表示をGraffitiに固定したい

  • 標準では、リセットすると入力方法が自動的にデクマ手書き入力になる。Graffiti愛用者でそれが不便に感じる場合は、「DefaultSilk」を導入しよう。リセット後もGraffitiが使えるようになる。作者のogaogaさんに感謝。

デクマ手書き入力とGraffitiを素早く切り替える

  • シルクスクリーン領域の一番下にあるステータスバー上で、スタイラスを横に滑らせる。
  • 右からでも左からでも可。
  • 時刻表示の左の余白からホームアイコン方面へがやりやすいかも。

Graffiti 2を旧Graffitiに変更する

  • 旧Graffiti搭載機の該当ファイルをROMよりコピーして、TH55に導入して動作したという報告がある。なお、旧Graffitiを搭載したマシンの正規のユーザーであってもソフトウェアの使用許諾契約に違反する恐れがある。該当ファイルの譲渡はもってのほか、法律違反で犯罪となるので絶対にやめて欲しい。また、BBSでも導入方法に関する情報交換はお断りしたい。

 

クリエオーガナイザー関連

月表示の表示形式を文字に変更する

  • メニュー[オプション]より[月表示設定…]を選択後、[予定の表示形式]より[文字]を選択。

コンテンツ表示エリアの「ToDo」のフォントサイズを変更したい

  • コンテンツ表示エリアの「ToD」oの表示形式は現在のバージョンでは変更できない。

本体のサンプル画像「Boy & Girls」がHotSyncで復活してしまう

  • クリエ側のサンプル画像「Boy& Girls」を消し、PC側の「ProgramFiles\SonyPDA\ユーザ名\cop\Mmdata\boy〜」を削除。

「アプリ起動」のカテゴリーを追加・変更したい

  • 「アプリケーション」アイコンをタップして、「CLIE Lancher」に切り替え、さらにメニューのオプションで「標準画面へ」を選択して、PalmOS標準のランチャーに切り替える。ここで設定したカテゴリーが「アプリ起動」に反映される。

クリエオーガナイザー以外のランチャーをホームに割り当てるには

  • メニューの「CLIE Organizer設定」の「ホームに割り当てる」を解除後、任意のランチャーアプリケーション側の設定を変更し、ホームに割り当てる。

 

ハードウェア関連

キャプチャーボタンの設定を変更するには

  • DefaultCapture」を使えば、キャプチャーボタンに電源ボタンやジョグダイヤル(プッシュ)、バックボタンなどの機能を割り当てることができる。フリーウェア。作者のogaogaさんに感謝。
  • FlexButton」でも、キャプチャーボタンに様々な機能を割り当てることができる。シェアウエア。作者の今関さんに感謝。
  • しろくろまっちゃいむ」がリリースしたTH55専用のユーティリティソフト「THe Go! Go!」をは、TH55のCAPTUREボタンへの電源操作機能の割り当てにとどまらず、VOICE RECボタンへのHotSync機能割り当て、「データ活用」ボタンへのアプリケーション起動割り当て、カメラのレンズカバーの閉め忘れチェックなどを実現する大変役に立つユーティリティーだ。お約束ウェア。ちゃいむさんに感謝。

旧機種にあったジョグアシスト機能の代替えは無いの?

  • KeyQuick」、「Okey」、「T-Suite」、「McPhling」などを使えばある程度の代替えは可能なようだ。いずれも作者の皆さんに感謝。
  • Okey」の旧バージョンと「PicselViewer」の相性が悪かったようだが、最新バージョンでは、ARM Nativeなアプリケーション動作中には一時的に「OKey」の機能を停止させるようにしてあるそうだ。旧バージョンから入れ替える前にOkeyを「無効」にするのを忘れずにとのこと。ながまつさんに感謝。

旧・他機種用の周辺機器は使えるの?

  • Tシリーズ用のクレードルは、本体固定用の爪の位置が異なるため、若干すわりが悪いものの、充電・HotSyncなどで問題なく使用できる。
  • NX系のクレードルも使えないことはないが、シリアル端子の位置が微妙に低いため、TH55が浮いてしまい、端子を破損するおそれがあるので注意が必要だ。
  • スピーカークレードル「PEGA-SPC100K」は、電源ボタンとボイスレコーダースイッチが操作できなくなるが、音声の再生・充電・HotSyncなどで問題なく使用できる。

内蔵カメラで動画を撮影したい

  • UX50のROMに内蔵されている「MovieRec」をコピーして、TH55に導入して動作したという報告がある。なお、正規のUX50ユーザーであってもソフトウェアの使用許諾契約に違反する恐れがある。該当ファイルの譲渡はもってのほか、法律違反で犯罪となるので絶対にやめて欲しい。また、BBSでも導入方法に関する情報交換はお断りしたい。

 

最終更新日: Sat, 2004-02-28 10:09
 access from 2004/2/20
All rights reserved. Copyright (C)2000-2004, SPA/CLIE User Club!